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草木染め工房くらむぼん | 鎌倉の小さな谷戸で草木染め教室を行っています。植物から戴いた色で、心あたたかに。

秋の野の草染め&天蚕の黄色

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先日の草木染め教室は、秋の野の草染めでした。
セイタカアワダチソウ、ヨメナ、ススキなど。
どれも、黄色系のお色を出してくれる植物たちです。

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ふんわり、やさしい黄色に染まりました。

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毎年、この時期の野の草で染めるとき、(ああ、秋の陽射しの色だなあ)と思います。
やさしく澄んだ色で、本当に野の色を切り取ったみたい。

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こちらは天蚕の繭です。
カンボジアのお土産に頂戴したもので、同じ天然の黄色です。
ワークショップにご参加のみなさんで、手のひらに載せて観察会。
やわらかな糸と明るい色彩に、心がなごみます。

とうもろこしのお菓子みたい…という感想も。

ブナ科の葉を食べる天蚕たちは、体内に樹木の色素を蓄えるのでしょうか。
きっと、彼らの生命を守る効能を植物たちから抽出し、それが色素として現れているのでしょう。

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染色後のセイタカアワダチソウは、お風呂に入れると爽快なデトックス湯になります。
キク科の心地よい香り、身体の毒素を洗い流すような暖かさ。

画像は煮出した液ですが、セイタカアワダチソウのサポニンで泡立っています。
不思議な草ですね。

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塩害でかりかりに枯れてしまった森の植物も、少しずつ再生中です。
思いがけないところから新芽が出てきて、植物の力には驚かされます。

山肌は、ところどころ春のような新緑が眺められて、ちょっとぼんやりしてしまいます。
この冬は、どんなかしら。


11月の草木染め体験は、ただいま日程を調整中です。
11/22の草木染めバルの他、あともう一日程度、通常のワークショップを開催できればと思っています

お待たせして申し訳ございません。
あらためてご案内を致します。

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鎌倉・栗染め

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いがぐりぼうずが、あちらこちらに隠れています。

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この季節の恵み色。
栗のイガで染める、栗染めです。

人間の持つ『感覚』を大切にした、ものづくりを展開されているbariberryさんから素晴らしい綿布をお預かりして、ストールを制作させていただいているのですが、今回は秋の色を四種類展開。
その中のひとつ、鎌倉の栗染めの御紹介です。

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鎌倉の小さな谷戸の一角に、大きな栗の木がいます。

ぐっと足をふんばって、なかなかの急斜面を登って栗拾い。
もう、この時期になるとイガの中身は、リスたちにシッケイされております。

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今年は台風の塩害の影響からか、夏の酷暑か、栗の実りが少なめでした。
だから、よけいに大切に感じられます。

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じっくりと煮出して、自然の色を抽出します。

水を通して、植物の持つ色と生命のちからを布に映してゆくように思います。
草木染めの色が懐かしくやさしいのは、色の向こう側に『植物のちから』が隠れているからかもしれません。

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帰り道、野の草の小さなブーケを作りました。

ヨメナも盛りを過ぎましたが、可憐な花を咲かせています。
ミゾソバの金平糖のような姿、イヌタデの思いがけないピンク色。

野には、ちいさな宝物がたくさん。
野や森と仲良くなると、心地よい心の宝物が増えます。

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草木染めバル(10/25)@鎌倉・燕カフェ

明日は、鎌倉・燕カフェさんの夜営業に合わせて、『草木染めバル』を開催します!

鎌倉の植物を使って、色見本を作成します。
明日は桜の剪定枝の予定です。

ビールやワインを飲み飲み、または挽きたてのコーヒーと共に、野の植物たちと共に、ゆったりとした夜を過ごしませんか?

ご予約不要でご参加できますので、どうぞお気軽にお越し下さいませ。
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(写真はイメージ画像です)

* * *

・こちらは通常の草木染めワークショップの簡易版となります。
・当日は6cm四方の端切を染めます。無地のポストカードをお付けしますので、自由に色見本を作成ください。
・てぬぐいやショールなどの作品作り、染色作業行程の詳しいご説明は通常のワークショップで行っております。

開催日:10/25(木)
開催時間(所要時間45分)
・18時~
・19時~
どちらかお好きな開催時間をお選びください。

開始時間に染色用テーブルにお着きください。

費用:¥1500+オーダー
会場:燕カフェ(鎌倉駅東口徒歩10分)



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*アクセスのご案内*

燕カフェの場所は、鎌倉駅東口を出てロータリーを直進し、大通り(若宮大路)に出たら、道路を渡って左折します。
(海を背中にして、道路右側を八幡さまに向かって歩く形になります)

二の鳥居前の信号付近にあるファミリーマート手前を右折、突き当たりを左折(スリービーンズという自然食品店があります)し、道なりに歩きます。
しばらく行くと道路右手に内田商会という金物店があるので、そこを右折。
路地の奥に燕カフェの大きな青暖簾が見えるはずです。

東口より徒歩10分
鎌倉市小町3ー2ー57
東勝寺跡至近になります。

http://kamakura-tsubamecafe.jimdo.co

Category : 草木染め教室
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10月の草木染めスケジュール


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中秋の名月。
鎌倉では、あちこちでお月見のイベントが行われているようです。
いよいよ秋ですね。

10月の草木染め体験のスケジュールです。

10/8(月祝)13時〜15時 茜染め 西洋茜の根っこでグラデーション染め
10/13(土)13時〜15時 ログウッド染め マメ科の木のチップで紫のグラデーション染め
10/30(火)13時〜15時 秋の野の草染め その時採集できる植物で染めます

費用:¥3500+素材費(てぬぐい¥300 シルクコットンショール¥1500 シルクショール¥2500~)
会場:燕カフェ(鎌倉駅東口徒歩10分)

・茜染め体験
西洋茜で鮮やかなサーモンピンクを楽しみます。
日時:10/8(月祝)13時~15時
費用:¥3500+素材費(てぬぐい¥300 シルクコットンショール¥1500 シルクショール¥2500~)
会場:燕カフェ(鎌倉駅東口徒歩10分)
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・ログウッド染め体験
マメ科の樹木で紫に染めます。
薄い紫から濃い紫まで、自由にグラデーションに染められます。

日時:10/13(土)13時~15時
費用:¥3500+素材費(てぬぐい¥300 シルクコットンショール¥1500 シルクショール¥2500~)
会場:燕カフェ(鎌倉駅東口徒歩10分)

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・秋の野の草染め体験
好評の野の草染め。その時に採集できる植物で染めます。(植物はご用意致します)
ススキ・よもぎ・セイタカアワダチソウなど。自然の色を楽しみましょう。

日時:10/30(火)13時~15時
費用:¥3500+素材費(てぬぐい¥300 シルクコットンショール¥1500 シルクショール¥2500~)
会場:燕カフェ(鎌倉駅東口徒歩10分)
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10月より、あらたな試みとして「夜ワークショップ」その名も『草木染めバル』開催致します。
10/25(木)18時〜/19時〜の二部開催。
通常の草木染めの簡易版になります。

詳細は後日あらためてお知らせ致します。


*会場について

・燕カフェ:鎌倉駅東口より徒歩10分

ほっこりあたたかな古民家カフェ
丁寧に作ってくれるごはんやスイーツが美味しいです。
(ワークショップご参加の際はカフェオーダーをお願いしております)

神奈川県鎌倉市小町3-2-27
https://kamakura-tsubamecafe.jimdo.com/


お問い合わせ、お申し込みは

kurrambon@gmail.com

もしくは、こちらのメールフォームをご利用ください。

http://kurrambon.wixsite.com/2013/contact


~重要なおしらせ~

ワークショップへのお申し込みの際、softbankなどの携帯端末のメールアドレスをお使いの場合、工房からの返信メールが届かないことが(頻繁に)あります。

kurrambon@gmail.comからの受信が可能な状態に設定ください。


* 24時間経っても返信メールが届かない場合は、別のアドレスにてお問い合わせいただくか、FBページのメッセージをご利用ください。

* 工房からの返信が迷惑ボックスに配信されてしまうことがあります。そちらも御確認ください。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。


* * *

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野草花染の会

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先日は野草花染(やそうかぞめ)の会でした。
この春から、鎌倉・十二所の山のお家で、ひっそり染色会をさせていただいています。

鎌倉の植物たちと交流することに重きを置いた会。
今回は、番外編で藍染めを行うことになりました。

蓼藍の乾燥葉を使って、ことこと煮出す、一風変わった藍染めです。
その特徴は何と言っても、薄く染めた時に現れる青磁のような味わい。

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十二所あたりは鎌倉の端っこになります。
近くには報国寺や浄明寺もあり、しっとりとした雰囲気を楽しめる場所です。

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ゆっくりと山に入って行く、この道も秋が始まっていました。

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さらに山深い小道を歩くと、会場です。

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主催のioさんの、植物との豊かな関わりが感じられるおもてなし。
お庭のハーブとスダチのサン・ティー。

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森の風に吹かれながら、窓にせまる緑に包まれながら染色を楽しんだ後は、甘いおやつで心あたたかに。
武山ふみえさんの美味しいグラノーラ入りのアイスクリーム。
マスカットのグリーンが、藍染めの色の伴奏をしてくれています。

上に載っているのは、つゆくさのブルー。
つゆくさは葉っぱもおひたしなどで戴けますが、お花も食べられるのですね。
ほんのり甘くて、やさしい気持ちになりました。

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染めたものは、「絲室」の磯部祥子さんのコースター。
手紡ぎのカディコットンをモザイクタイルのように重ねた、繊細な作品です。

染める前のコースターも美しく、色彩をまとった姿も愛らしく、なんというか、ここに流れている時間すべてがいとおしくなる…そんなひとときでした。


ioさんの野草花染は、次回の開催は未定です。

ですが、この秋から、小町の燕カフェさんで、夜の草木染め会を計画中。
やはり植物との交流を大切にした会にしたいと思っています。

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