草木染め工房くらむぼん | 鎌倉の小さな谷戸で草木染め教室を行っています。植物から戴いた色で、心あたたかに。

日本の伝統色を染める〜1月の草木染め体験教室のご案内

1月の草木染め体験教室は【 日本の伝統色を染める】です。

1月10日 茜染め
  17日 かりやす染め  
  24日 紫根染め
  31日 蘇芳染め 〜段染め体験〜
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茜染め(上の写真右下・茜染め その他はすべて蘇芳染め)

茜はアカネ科つる性多年草の植物で、その赤い根を茜染めの染料として用いていたのでその名があります。
卑弥呼の時代から存在したとも言われており、古来より愛されてきました。

万葉集では、あかねを詠んだ歌は13首。
「飯食(は)めど うまくもあらず 往ぬけれど 安くもあらず
  あかねさす 君が心し 忘れかねつも 」

「あかねさす」という言葉は、相手を褒め称える言葉として使用され、日本人が茜色を称賛していた様子がうかがえます。


かりやす染め
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イネ科ススキ属の多年草
わずかに緑味のある黄色に染まり、藍とかけあわせて緑に染めるための貴重な色でした。
黄色の色素のもとになっているのはフラボンという成分で、これが紫外線を調節する役目も果たしています。

草木染の中のも極めて堅牢度の高い色素と言われています。

正倉院文書にも「近江苅安」とあり、また平安中期に制定された「延喜式」に黄色に染める材料として、その名が記されています。
「薄様は白き。むらさき。赤き。かりやすそめの青きもよし」
──前田本枕・うすやうは(10世紀)


紫根染め
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和名の由来は「群れ咲く」が転じたものとも、紫色を示す古い朝鮮語である[pora saki]に由来するとも言われています。
薬草としても古くから利用されており、漢方では根を干したものを『紫根』と言って、解熱や皮膚病の治療などに用いれれました。

『万葉集』には紫を詠んだ歌が17 首。
「あかねさす紫野(ムラサキノ)行き標野(シメノ)行き 野守(ノモ)りは見ずや君が袖振る」

この歌は大海人皇子が、薬猟(くすりがり)に行かれたときのものと言われています。
「薬猟」は薬草を採集しに山野で過ごす宮中の行事であり、当時からその薬効が認識されていたのでしょう。

高貴な色として、敬い尊ばれてきた紫の色。
冠位十二階の時代から、源氏物語、また「江戸紫」という言葉に代表されるように、いつの時代にも人々を魅了した、日本人の心の色でもあります。

蘇芳染め
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今回は「段染め」に挑戦していただきます。
ごくごく薄い桜色から、濃い紅色まで、やわらかなグラデーションに染めてゆきます。
さまざまな段階の紅色を楽しむことで、一枚の布の中で多くの伝統色が再現されてゆきます。

甚三紅(じんざもみ)浅蘇芳(あさすおう)赤蘇芳(あかすおう)赤紅(あかべに)紅絹・紅(もみ) などなど・・・。

草木染め体験教室は
土曜日 13時〜16時
¥5,800(シルクショール代金込み)になります。
冬の間の定員は5名さま
残席の確認はこちらからどうぞ


初めての方でも簡単に染められますよ。
自然豊かな鎌倉の谷戸の空気を感じながら、のんびり草木染めをしてみませんか?

お問い合わせ、お申し込みは
kurrambon@gmail.com
までお待ちしております。

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*草木染め教室の様子です*

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寒い日が続きます。
お借りしている工房は、少し前からツリーが飾られてクリスマス気分です。

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工房から徒歩2分ほどにある「ちいさな森」も、冬景色になりました。
冬枯れた木立はもの寂しいようでいて、大地の再生をはらむ力強さを感じます。

夏の間は奥まで入れない場所も、はなうたまじりに歩ける。
この時期の森は、歩きやすくて私は好きです。
そろそろ水仙も咲きはじめました。
冬の寒さの下、確実に春が近づいてきています。

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今回(12月13日)の染めはマリーゴールド染めでした。

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花びらの色を写し取ったような黄金色です。

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乾いた後のショール。陽の光に輝いて、とってもきれい。

お写真(5枚とも)は、今回ご参加のかたが撮ってくださったものです。
ありがとうございました。

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11月29日は、ちょっとめずらしい「藍の干し葉染め」でした!
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生葉に近い、空色のようなクリアな青に染まります。

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しかも、この染めは煮出す行程があるので、寒い冬でも藍が楽しめます。
この時は教室始まって以来、最年少のお客さまがいらっしゃいました。
写真には写していませんが、頭にもエプロンとおそろいのバンダナを巻いて、お母さんと一緒にやる気たっぷりのAちゃんでした。

楽しんでいただけたかな?
ご参加くださって、ありがとう。

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12月6日は「ちょうじ染め」スパイスのクローブで染めました。
お色はふんわりとやさしい染まりかたでしたが、すばらし香りでした。

休憩時間にみなさんで「ちいさな森」を散策しましたが、森の匂いに深呼吸しつつ「クローブの匂いがする!」と、全身に移り香をまとっての森散歩になりました。


くらむぼんの草木染め教室は、のんびり、日常を離れてリラックスする時間を大切にしています。
あたたかい染色鍋を囲んで、みんなでおしゃべりをしたり、お茶を飲んだり。

植物のちからは、とっても大きく、深いです。
鎌倉の自然を感じつつ、草木染めを通じて、のんびり「リセット」してみませんか?

草木染め教室のご案内(工房HP)
http://kurrambon.wix.com/2013#!untitled/c1bre

草木染め教室のお問い合わせ・お申し込みは
kurrambon@gmail.com
まで、お待ちしております。

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伊豆大島草木染め体験ツアー

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草木染め合宿 at 伊豆大島!【冬】
自然豊かな伊豆大島で、のんびり旅を楽しみながら草木染めをしませんか?

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参加資格:くらむぼんの体験教室に参加されたことがある方
募集人数:6名さま (残席1名さま)
日程:2015年2月7日(土)〜8日(日)
費用:¥24,740(往復船賃・宿泊・夕朝食・草木染め体験料・島内移動のためのレンタカー2日間使用、乗車料)
〜今回は東京都より宿泊費等の助成金が出ているので、とってもお得な特別価格です!〜

他にランチ・お茶代、温泉入湯料を各自ご負担して戴きます。

熱海駅に集合して熱海港からジェット船に乗って45分。
海を渡って伊豆大島へ向かいます。

往路*2月7日
10:00 熱海駅改札前集合
11:00 熱海港発
11:45 大島着

復路*2月8日
16:20 大島発
17:25 熱海港着

草木染めを楽しみつつ、温泉に入ったり、海を眺めたり。
伊豆大島は、ちょっと不思議なパワースポット島でもあります。
ふわっと心と身体が軽くなるような、日頃のストレスが消えてゆくような・・・。
自然の中で、ゆっくり、のんびり過ごしてください。
きっと、たくさんの元気をもらって帰ってくることでしょう。

草木染めは、びわ染め or やしゃぶし染めの予定です。
(植物の生育状況などで、どちらの染めになるか決定します)

びわ染めは「きらく小屋」さんのびわの樹の葉。
まるでターシャ・テューダーのお庭のような、きらく小屋の敷地はお散歩するだけでわくわくします。

もしくは海を見渡す別荘地帯に生えるやしゃぶしの樹林から、かわいらしい実を採集する予定です。
どちらの染めになるか、天候やお庭の状況で判断致します。

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きらく小屋のお庭

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ひだまりの中、きらく小屋内部。薪ストーブもあります。

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夕陽がきれいな元町港桟橋

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*参考画像・浜の湯 伊豆大島観光協会HPより

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三原山裏砂漠

お宿はこちら、
ゲストハウス オアシス・アイランドゲート
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宿のおとうさんが塗った漆喰壁と、おかあさんの笑顔に心やわらぐお宿です。
お部屋によっては海が望めたり、三原山を眺めることができます。

ウッディな雰囲気のカフェスペースで作業をしたり、ご飯を食べたり。
客室は全4部屋、みなさんで2名~3名部屋を相部屋で使って戴く形になります。
(当日は全館貸し切りで使わせて戴く予定です)


私、佐藤は縁あって2005年頃より頻繁に伊豆大島に足を運ぶようになりました。
以来、オアシスには実家のようにお世話になり続けています。
島に行く度に、自然の力に圧倒され、また心をほぐされてきました。

島の潮騒、風の音、深い緑、陽のきらめき、夕暮れの穏やかな海の色。
みなさんに大島の魅力をお伝えしたく、こんな企画をしてみました。

お問い合わせ・お申し込みは
kurrambon@gmail.com
までお待ちしております。

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〜森の贈り物展 2014・冬〜

『森の贈り物展 2014・冬』開催中です。

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kamakura 24sekkiさんにて
12月4日〜21日まで

24sekkiさんのパン種を使った大きなマザーリースの展示を、リース作家の松原尚世さん
写真展示は森の案内人・野村美佐さん
そして草木染め展示を私・佐藤麻陽がしています。

自然の恵みあふれるリースは、あたたかな親しみを感じますし
八ヶ岳の冬の、清らかで光あふれる景色
それに寄り添う草木染めの色

特別な打ち合わせをしたわけではないのに、三人の気持ちがふんわり集まった素敵な展示になっています。

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あったかい飲み物を両手に、心をあたためにいらしてください。
開催初日、大島で知り合った友人が遊びに来てくれました。
何年ぶりかの再開に、よろこびつつ。

そして翌日は島の友人が、海をこえて来てくれました。
外は寒いけれど、あたたかな空気の中でのんびり過ごしました。

なんだか時空を越えているような不思議な豊かな気持ちになりました。

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kamakura 24sekki
蔵つき麹酵母パンのベーカリーカフェ
11:00〜17:00
カフェ11:30〜
定休日・毎週月・火・水

アクセスはこちら
http://24sekki.p1.bindsite.jp/access.html

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