草木染め工房くらむぼん | 鎌倉の小さな谷戸で草木染め教室を行っています。植物から戴いた色で、心あたたかに。

桜染め 桜色のコツ?

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12月の冬の展示会に向けて、シルクストール、ウールストールなどを染めています。
こちらはシルクの大判ショール。
いかにも桜らしい、素敵な色が現れてくれました。

「桜色に染めるコツ」ですが、*弱アルカリ性の溶液にすること *じっくり煮出すこと
の二つです。
(煮出した後に、数日置いておくのも有効です)

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こちらが、普通に煮出している時の色。

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お湯に重曹を溶かすと、赤みを帯びます。
入れ過ぎてしまうと、褐色というか、にごった赤になります。
また、布にもダメージを与えてしまうので、気をつけて加減してください。

冬〜春の間に、桜染めのワークショップを開催できたら、、、と考えています。
また、ブログでお知らせしますね。

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現在、草木染めの本を撮影中なのですが、どうしても「桜の落ち葉染め」を入れたくて、近所の桜の紅葉に気を揉んでいます。

不思議と、鎌倉の桜はあまり色づかないようです。
先日、横須賀カルチャーセンターでの講義の際、いらした方に「湘南地方は温暖なので、桜は紅葉せずに葉を落としてしまうんですよ」と教わりました。
横須賀出身の友人も「桜って紅葉するの?」と。
桜の種類の問題なのか、ちょっとの距離で植物のありかたが随分変化するのか、どちらなのでしょう。

ともあれ、先日、東京へ仕入れに出たついでに代々木公園の桜を見に行ってきました。

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あっ!赤い、赤い。
地面を見ながら、きれいな落ち葉を選って拾い拾い歩きます。

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大きい紙袋いっぱいに採ることができました。
落ち葉いっぱいの紙袋を、意気揚々と持って帰ってきたのですが、ちょっと狐に化かされた人みたい。

今日はこれから野の草染めのワークショップです。
今月の草木染めの日程は、11/13ログウッド染め残席1名さま満席になりました)
11/23栗いが染め残席余裕あります満席になりました)
となっております。
11/26 & 27日のワークショップは満席になっております。
27日は一名さまお席がございます。

11/13&23 13:00〜15:00
会場:燕カフェ 鎌倉駅東口 徒歩8分
費用:¥3500(手ぬぐい代金込み)+カフェオーダー
シルクショールご希望の場合は + ¥1500~

お問い合わせ、お申し込みは
kurrambon@gmail.com

もしくは、こちらのメールフォームをご利用ください。
http://kurrambon.wixsite.com/2013/contact

ソフトバンクなどの携帯電話からのお申し込みの際、返信メールが届かず返ってきてしまうことがあります。
そういう場合はメールフォームから返信しております。
迷惑メールフォルダに入ってしまうこともあるので、ご確認くださいませ。

また、お手数ですがPCメールが届く設定にして戴きますようお願い致します。

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桜染め 薄紅の色

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桜の剪定枝を選別して、赤みのある枝と枯れ枝とに分けました。
赤みのある枝のほうが薄紅が出やすいと聞きますが、本当かな?枯れ枝には色が無いのかな?
と気になって、染め比べてみることにしました。

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結果。
やはり赤みのある枝のほうが、より薄紅が出やすいようです。(一番左)
かと言って、枯れ枝に全く色が無いかというと、そんなことはありませんでした。(真ん中、右)
淡いですが、やさしい、桜らしい色は健在で、特に鉄媒染にすると艶やかな薄墨色が。
なんて、たおやかな色なんだろう。
薄墨桜の散り際の色は、このような色かしら?と想像してしまいました。

枯れ枝だからと捨ててしまうのは、ちょっともったいないかもしれません。

さて、次回は、桜の枝から薄紅色を出しやすい方法を書きます。
今日はこれからkamakura 24sekkiさんで野の草染めのワークショップです。
よい色に出会えますように、、、。

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11/11(金)は、まだ空きがございます。
画像の時間、間違えています。(すみません)
正しくは13:00〜15:00となります。

鎌倉・燕カフェ 草木染めワークショップは
11/13(日)ログウッド紫染め
11/23(水祝)栗いが染め
11/27(日)蘇芳染め

13:00〜15:00
会場:燕カフェ 鎌倉駅東口 徒歩8分
費用:¥3500(手ぬぐい代金込み)+カフェオーダー
シルクショールご希望の場合は + ¥1500~

お問い合わせ、お申し込みは
kurrambon@gmail.com

もしくは、こちらのメールフォームをご利用ください。
http://kurrambon.wixsite.com/2013/contact

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刈安とコブナグサ 〜草木染めつれづれ〜


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いかにも秋らしい染色のひとつ、刈安(かりやす)。
古くから人々に親しまれた色で、一般に刈安というとイネ科のススキ属のものを指します。
ススキと違って葉っぱにギザギザが無く、刈り取りやすいから刈安とも言われています。

近江刈安とも呼ばれるのは、近江の伊吹山に生える刈安が特に上等とされるからでしょうか。
下草の多い伊吹山で、夏の間にいっぱいの太陽光を浴びて、その葉に色素をたくわえているため特に色が濃いと言われています。
もともと、かなり鮮やかな色素を持っている植物で、染めると輝くような黄色が現れ、布の重量の半量でしっかりと染め付きます。
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昨日は横須賀カルチャーセンターでの連続講座の2回目でした。
今回の講座では、みょうばんで先媒染した後で薄く鉄媒染をかけあわせたところ、秋の入り日のような穏やかな色味になりました。
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そして、同じ刈安と呼ばれる植物がいます。
八丈刈安と呼ばれるコブナグサは、イネ科コブナグサ属のかわいらしい草。
黄八丈の黄色を染め出す染料として八丈島では栽培がされていますが、なんと、うちの近所にコブナグサの群生がありました!
ミニチュア版のススキといった感じで穂は小さく、赤紫がかったような色も混じって、そのかわいらしいこと。
さっそく少量を分けていただきましたが、バケツに生け込んでいてもかわいらしい。

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煮出している間の黄金色を見ていると、うっとりとして、まるで夕映えの野原に降り立ったかのよう。
近江刈安と比べて、少し青みがかっています。
わずかに青みの浮かぶ、つややかな黄色に染め上がりました。
美しい色で、写真を何度撮り直しても、本当のコブナグサの色を写す事ができません。
でも、それでよいのかもしれませんね。

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右側がコブナグサ 左側が刈安

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今週の草木染めワークショップは
10/21(金) 13:00〜15:30
野の草染め 近くの野原に入り、その時に採集できる植物で染めます。
会場:kamakura 24sekki (鎌倉駅西口 徒歩20分 もしくは市役所前からバス5分)
費用:¥3800+素材費+ドリンクオーダー
シルクショール ¥1500~

10月22日(土) 13:00~ 15:30
栗いが染め マロンベージュ or グレー
会場:鎌倉 工房チェラミカスプーモ/kamakura24sekki隣(鎌倉駅西口 徒歩20分 もしくは市役所前からバス5分)
費用:¥5800(手織りシルクショール代金込み)

アクセス:kamakura24sekki
http://24sekki.p1.bindsite.jp/access.html

お問い合わせ、お申し込みは
kurrambon@gmail.com
もしくは、こちらのメールフォームをご利用ください。
http://kurrambon.wixsite.com/2013/contact

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森と生きる、くさぎ染め

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晩秋のある日。
青い宝石、くさぎの実を摘みに森に入りました。

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深い森の中にいるシダ植物。
湿度をはらんだ土の香りは、心を落ち着けてくれます。

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川の源流です。
静かな森の中に響く鳥の声と葉ずれ、そして水の音。

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背の高いくさぎの樹。
去年から見当をつけておいて、また今年も実を摘み取らせてもらいます。
ありがとう。この秋を楽しみに待っていました。

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倒木をおおう苔類たち。
ゆっくり、森を後にします。

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くさぎの実は、ターコイズの玉のような実です。
草木染めをやるものにとって、憧れであり、本当に「たからもの」です。

今年はほんの少ししか採集できませんでしたが、それが自然。
思い通りにならないことが当然であることを自然は教えてくれます。

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煮出して漉すと、このような青い色水が取れます。
これを何遍も何遍もくり返し、色が出なくなるまで続けます。
全部混ぜると、淡いターコイズ色の染液になりました。

あらかじめみょうばんで媒染しておいた布を浸します。
ぬるい温度の染液に浸して、手でゆらゆら揉み込みます。

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染め終わった液を見ると、ターコイズ色だけが布に移ったことが分かります。

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淡い、水の色。空の色。
妖精の羽の色みたい。
氷河の奥の奥に咲く、物語の中の花の色みたい。

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清らかで、神秘的な色。
一年で、たった一度だけ染められる、美しい色。



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染料のお話 〜蘇芳・すおう〜

さて、今日は久しぶりに染料のお話です。

くらむぼんの、草木染め体験教室でも人気なのが「蘇芳・すおう」の紅色です。
リクエストを戴いたので、今回のブログでは、この蘇芳についてのお話をしますね。

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蘇芳は東南アジアに自生するマメ科の植物です。
仏教と共にシルクロードを渡り、薬としてはるばる日本にやってきました。

切り傷に効果があるとされ、切り落とした身体の一部も蘇芳をまぶしておけば治った!という言い伝えまでありますが、それは蘇芳の持つ色からの発想だったのかもしれません。

もともとは蘇芳色とは血の色をさす言葉でもありました。
それほどに深い紅色が抽出できるのです。

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生薬としての名を蘇木(そぼく)といい、
鎮痛、抗炎症薬、月経障害を緩和させる効果があります。

現在では、女性ホルモンを安定させる効果があるといわれており、
煮出していると、とてもリラックスできます。

身体をあたためてくれ、緊張した心を解きほぐしてもくれるように思います。
以前、蘇芳のストールを購入された方から「眠る時に傍に置いておくと、とてもよく眠れる」という感想をいただきました。
「肩こりがよくなった」という方もいて、これは蘇芳の身体をあたためてくれる効果・リラックスの効果ではないかしら、と私は思っています。

何より、華やかな澄んだ色は、ぱっ!と心に響きます。

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染料としては樹木の芯の部分を煮出して使います。
煮出す中に蘇芳の色と成分が溶けてしみ出すのを、染め上げてゆきます。

染めている最中の蒸気さえありがたい!と、いつもみなさんから歓声があがるのも、蘇芳染め・草木染めの楽しいところです。

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草木染め工房くらむぼんでは、土曜日(不定休あり)に草木染めの体験教室を行っています。
初心者のかたでも簡単に染められますよ。
鎌倉の谷戸の自然を感じながら、のんびり楽しんでください。

お借りしている工房からすぐの「ちいさな森」の緑も美しいです。
指先から、気配から、「植物のちから」を感じていただく一日になればと思います。

お問い合わせ・お申し込みは
kurrambon@gmail.com

まで、お待ちしています。

草木染め教室の様子はこちら

教室の詳細はこちら

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