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草木染め工房くらむぼん | 鎌倉の小さな谷戸で草木染め教室を行っています。植物から戴いた色で、心あたたかに。

夏のおわり?と日本茜

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鎌倉は緑が多いからか、暑いといっても夕暮れには心地よい風が吹く…
のが例年のことでしたが、今年の夏は鎌倉でも大変な酷暑でした。

地物のきゅうり、茄子、トマト、白うり、スイカなどなど、夏野菜に助けられながら立秋を越え、少し景色も秋めいてきて、ほっと一息ついています。
(私は夏野菜を食べ過ぎると身体が冷えてしまうのですが、今年ばかりは食べ放題に食べても足りないくらいでした)

みょうが
そこここに秋の気配。
先日は、友人に誘われて秋みょうがを摘みました。

たくさん採れたので味噌漬けに。
やはり鎌倉の野で採集した山椒の実と、豆味噌、メープルシロップで甘みをつけて茄子と漬け込みます。
上に載っているのは、みょうがの花です。

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別の日、やはり友人たちと北鎌倉の「たからの庭」へ。
お庭のお掃除の手伝いをさせてもらいました。

広大な敷地の雑草摘みです。
カラムシやヤブガラシなど、そのままにしておくとお庭を荒らしてしまう植物たちを刈り取っていきます。
すると、日本茜に出会いました。

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日本茜も、この辺りの畑などでも多く見られるそうです。
山野で見かけても採集はしたことがありませんので、今回、はじめて根っこを見ることができました。

ほんとに根が赤い!
赤い根を持つので「あかね」というのが腑に落ちます。

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ちいさいけれど、乾かしているとまぎれもなく、あの茜の匂いです。
心落ち着く、いい匂い(…と私は思います)。

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9/8は金沢自然公園で茜染め体験教室をおこないます。
(現在募集は締め切られているようです)

園内の日本茜を見本に、西洋茜を染める予定です。
今回の茜さんも、見本に加わってもらおうと思っています。

茜は根を太くするまでに何年もかかりますから、やはり貴重に思います。
茜は万葉の昔から、その鮮やかな赤を染められてきました。
染料採取のため、奈良時代には、すでに畑で育てていたそうです。
その名残が細々と生命をつなげて今ここにいるのかな。

近日の染め体験は8/25(土)10時〜12時@kamakura24sekkiです。
詳細はこちらをご覧ください。
http://kurrambon.blog.fc2.com/blog-entry-253.html

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Category : つれづれ
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知多半島の桜染め

知多半島の桜で染めました。
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夫の実家が知多半島にあるのですが、事情で桜の木を切り倒すことになりました。
こういう仕事をしているので、伐採された樹木を戴くことは多いのですが、根っこから切り倒すのに立ち会ったのは初めてのこと。

胸のひりひりする想いと、申し訳なさと、季節を楽しませてくれたことの感謝を、色に写し取らせてもらいました。

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桜を煮出した液は、染める前と染めた後ではここまで色が変わります。
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(奥:染める前・手前:染めた後)
しっかりと桜の色素が、布に移ったことが分かります。

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桜の息吹、存在そのものが布に宿ったように思え、いとおしく感じます。

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(桜とインド藍乾燥葉を合わせて)

桜の色は、ほんのりとしているのに深い存在感があります。
また春が巡って来たこと、穏やかに迎えることができたことをうれしく思います。


3月の桜染めは満席になっていますが、また4月にも開催予定です。
日程など、決まりましたらご案内致します。

Category : つれづれ
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のんびり過ごす日

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11月はイベントも多く、展示の搬入もあったりと、忙しく過ごしていました。
そんな中でも、燕カフェさんでのワークショップはのんびりしたひとときを過ごさせてもらいました。
これは、刈安染め。
いちょうの葉っぱのような、澄んだ、やや青みがかった黄色です。

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なかなか野山に入れない日々を過ごしていたのですが、ある日ひょっこりお休みができたので、いそいそ野歩きに出かけました。
秋の色彩が目にまぶしい。

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沢沿いに森の奥に向かって歩き、途中から沢を少し遡上します。

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誰もいない河原に、ごろんと寝っころがって。
沢の音と、こずえの音とが混じり合って、なんともいえない贅沢なひとときです。

ここに来る途中で、日本茜を見つけました。
ほっそりした茎と葉っぱで、さわると、ほんの少しちくちくします。
とてもいたいけな風情で、特徴のある葉っぱをなでなでしてしまいました。

茜は根の部分で染めます。
枝葉や実をもらうのと違って、根っこを掘ったら絶えてしまうものですから、とてもまだ、私には野の茜の根を掘る気持ちにはなれません。
いつか、ここぞ!という時に、染めさせてください。
それまで、どうか元気で。

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家に帰って、野のものごはん。
焼き柿と生ハムにタンポポのサラダ(添えただけですが…)
ノビルを混ぜ込んだ卵サラダなど。

他に、沢沿いにいたミズ(ウワバミソウ)の実を分けてもらいました。
これは茹でで醤油漬けにします。
少しお芋っぽくって、さくさく、こりっとした歯ごたえと、トロッとしたぬめりのある、秋のごちそうです。

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逗子教室のひとこま。
この日は逗子教室のオーナーさん宅の犬さんも参加。
ざくろの黄色、きれいな色だね。

* * *
 
ひょっこりとインスタグラムを始めてみました。
https://www.instagram.com/kurrambon/?hl=ja
草木染めのこと、野歩きのことなど、撮りためていた写真を少しずつ載せています。
よかったら覗いてみてください。

そして!
『森の贈り物展』開催中です。
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12/1〜12/24の金・土・日のみとなります。
どうぞ、足をお運びください。
http://kurrambon.blog.fc2.com/blog-entry-233.html

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桜染めでほっこり。

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北鎌倉・台峰の桜の枝で染めました。

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本当は藍染めの記事を書こうと思っていたのですが、このところの雨で鎌倉は秋のように冷え込んでいます。
なので、あたたかな色が恋しくなってしまいました。

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これは桜の染液。
煮出すと黄色がかった液になることが多いですが、私は重曹を少量加えることで赤みを引き出しています。
これは更に二日寝かせた液です。

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鉄媒染にすると、深みを帯びた紫灰色に。
みょうばんは先媒染ですが、鉄は後媒染にした後で再び染液にくぐらせています。

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こちらが染める前の生地。
リネン100%で、かわいらしい刺繍が施されています。

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秋を先取りしたような色になりました。

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ちょっと前に、切り通しを歩いてきました。
自宅から数分の距離なので、息抜きにしょっちゅう訪れます。

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一日の終わりの光。
お夕飯、何にしようかなあ!と、身体を伸ばしてリフレッシュ。
野三つ葉を摘んで味噌で和えたり、ユキノシタを天ぷらにしたり。
天ぷらに合う野草は、他に芹やノビルなど。
野三つ葉は天ぷらにすると香りが飛んでしまうので、もっぱら味噌和えが我が家流です。

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今週の土曜日19日は燕カフェさんで藍染めです。
残席3名さまです。

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今月のWSの予定は

8/19(土)13時~15時 @燕カフェ

8/24(木)13時~15時 @燕カフェ

8/27(日)13時~15時 @燕カフェ

8/31(木)13時~15時 @燕カフェ

参加費は¥3500(てぬぐい代金込み)になります。ご参加時にカフェオーダーをお願い致します。

+¥1500~で手織りショールのご用意もできます。
*少量ですがリネン生地(無地ショール・45×160cm)のご用意もできます!(参加費+¥2000)

・イベント詳細
https://www.facebook.com/events/1960015957621011/?context=create&previousaction=create&ref=42&sid_create=3446779396&action_history=[%7B%22surface%22%3A%22create_dialog%22%2C%22mechanism%22%3A%22page_create_dialog%22%2C%22extra_data%22%3A[]%7D]&has_source=1


お問い合わせ、お申し込みは
kurrambon@gmail.com

もしくは、こちらのメールフォームをご利用ください。
http://kurrambon.wixsite.com/2013/contact

〜ご注意ください〜
ワークショップへのお申し込みの際、softbankなどの携帯端末のメールアドレスをお使いの場合、工房からの返信メールが届かないことが(頻繁に)あります。
24時間経っても返信メールが届かない場合は、別のアドレスにてお問い合わせいただくか、FBページのメッセージをご利用ください。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

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北鎌倉の初夏〜 日下田正さんの綿と藍染め

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北鎌倉・東慶寺ギャラリーで行われている、『益子の藍染めと織り 日下田正展』に行ってきました。

ちょうど日下田さんご本人が在廊されており、ギャラリートークが開催されるとのこと。
漆芸家の三好かがりさんが教えてくださり、すばらしいタイミングで伺うことができました。

この東慶寺のギャラリー&ショップでは折々展示会が開催されており、はじめて三好さんにお会いしたのも、こちらの会場でした。
他、吉岡幸雄さんの展示や吉岡更紗さんのワークショップが行われたりと、とても魅力的なギャラリーです。

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トークの時間には展示会場いっぱいにお客さんが集まり、静かな熱気に包まれていました。
日本における綿繊維の登場と発展、藍が何故ジャパンブルーと呼ばれ、親しまれているかなど、興味深いお話をたくさん伺いました。
濃い色よりも薄い色(かめのぞき)こそが、難しいというお話も、心の中で何度もうなずきながら伺いました。


展示作品を撮影をしてもよいか、画像をブログでご紹介してよいか、無理を承知で日下田さんに訊ねると、なんと!からっと笑って快諾くださいました。
お言葉に甘えて、いくつかご紹介です。

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藍は綿や麻などの植物染料に染まりやすい性質を持ちますが、絹の発色では輝くようなブルーが現れます。

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藍の他にも、茜や山桃、コブナグサ、刈安などの天然染料を用いて染色をした後に紡ぐという技法で作られた織物たちが展示されていました。

日下田正さんは、江戸時代に創業された紺屋(こうや)に生まれた九代目。
和綿を種から育て、綿花を染めます。
ちょうど、畑に綿の種をまいてから鎌倉にいらっしゃったとのこと。
「このところの晴天で、今年の綿の生育もよさそうです」と、にこにこ仰っていました。

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貴重な茶綿と藍の色。
茶綿の自然の色が、藍と混じり合って、深みのある色合いが生まれます。

この、『益子の藍染めと織り 日下田正展』は、5/28(日)まで、開催されています。
ぜひ、間近で御覧になってください。

東慶寺ギャラリー&ショップ HP
http://tokeijigallery.petit.cc/

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